授業研修会
2021年11月12日 09時37分10日(水)に、愛媛県人権対策協議会西条支部の方々をお招きして、人権・同和教育校内研修会を行いました。
1年生は1年3組で亀岡先生が、道徳『差別や偏見のないふるさとにするために』の授業を行いました。
今年度、オリンピックの聖火ランナーとして、西条市出身の松本常二さんが選ばれました。松本さんは、ハンセン病回復者であり、自ら立ち上がり、差別をなくそうと行動され、周囲の人々に影響を与えています。松本さんの行動から学び、差別をなくそうとする心情を養うことができました。
2年生は2年4組で田中先生が、道徳『渋染一揆』の授業を行いました。
渋染一揆は、18世紀後半に岡山藩で出された差別法令(御触書)に対して、人々が団結し、命を懸けて立ち上がり御触書を撤回させた一揆である。渋染一揆を通して、差別解消への意欲や態度を育てることができていました。
3年生は3年3組で毛利先生が、道徳『ぬくもり』の授業を行いました。
主人公である琴美が、幸せに暮らしていたが、嫁ぎ先がかつて被差別部落と言われていた地域であるということを知り、不安になる。心情の変化を考えることにより、部落問題を、自分のこととして捉え、部落問題を解決しようとする態度を育てることができていました。
その後、授業ごとに分かれて、熱心に協議を行いました。様々な角度から、いろいろなご意見をいただき、更に研修を深めることができました。今後も継続をして、取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。